● マイナンバーの情報漏えいによって、金融情報も漏洩してしまう
● マイナンバーと金融情報の関係
マイナンバー制度が始まりましたが、これによっていろいろな情報がデータで管理されることとなりました。
このデータというものには単に番号だけということではありません。
データ化されるのは全てのことといってもいいでしょう。
今はほとんどすべての企業がさまざまな情報をデータ化していまから、この制度が始まったことでますますセキュリティはしっかりとする必要性が高まりました。
そのなかには名前や住所というような基本的な情報をはじめ、さまざまなものが含まれることになります。
データがますます促進されるとともに、このデータの管理というものが企業に問われることになってもきてるわけです。
マイナンバー制度ではこうした金融情報の悪用も増加することが考えられるので、データの漏えいや悪用を防止するために、不要となったデータは速やかに消去する必要性が高まっています。
● 金融情報の漏えい
マイナンバー制度で懸念されるのは金融情報の漏えいというものもあります。
金融情報が漏えいすると大切なお金が勝手に引き出されたりするようなことにもなりかねません。
金融情報漏えいが会社の致命傷となることもしばしばですから、あってはならないといってもいいでしょう。
このような事がおきれば企業の信頼は損なわれて社会的な信用というものも失う時代です。そこで大切なのがデータ管理の方法ということなります。
必要なデータは暗号化して一部の信用できる人にしか暗号を解くカギを渡さないようにしたり、データにアクセスできる人を限定するログインのシステムを構築するなどの方法があります。
また、確実なのが不要なデータは消去をすることです。
これにあたっては単にデータを削除するだけではなく、ハードディスクなどの記憶装置そのものからデータを消す必要もあり、専門の業者に委託するのもいいでしょう。
マイナンバー制度のもとではこうしたことが大切です。